あいまいではよくない土木と建築
土木と建築は、外から見ればどちらも「建設」であり、
お互いに近い分野なのですが、内部には明確な区分があります。
明治時代以来、日本ではそれぞれ別の学問体系として
発展してきたため、大学の学科や国・地方自治体の事業体系
建設会社の組織の中でも、明確な線引きがあります。
土木工学は、英語で「Civil Engineering」といい、
工学から軍事を除いた広い領域としてとらえられてきました。
いっぽうの建築は、その語源である「Architecture」は
芸術の要素が強かったのですが、地震の多い日本では
建築構造が重要視されたため、建築工学という形で発展してきました。
最近の公共事業では、土木と建築とを明確に分けた
いわゆる「縦割り」のままでは、
住民のニーズに十分に応えられない状況も出てきています。
お互いに交流し、住みよい空間を作るために全体を論じることが
求められるようになってきました。
近年では、大学の学科の名称から「土木」「建築」のついた名称が減り
「社会建設〇〇」や「環境〇〇」「都市〇〇」などの名称が増えてきています。
社会のニーズの変化に連動して、カテゴライズは移り変わってゆきますが、
基本的な学びは、昔のものと変わりはありません。
「高村建設工業株式会社」は、
土木と建築の両方のニーズに応え、
住みよい街と住宅の施工に取り組んでおります。
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2020.04.20